保育園経営コンサルタント 大嶽の『現場日記』

船井総合研究所で、日本で先駆けて保育業界の経営コンサルティング領域を確立した業界の第一人者が、毎日全国の保育園における経営コンサルティング活動を綴ったブログ

2020年5月12日 8:11 AM

今年の保育士新卒採用の傾向

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

 

さて、このブログでも何度かお伝えしてきましたが、2021新卒採用の動きが活発化し始めたことで、以下のような特徴が見えてきました。

 

1.合説・フェア・学内合説の中止or延期

2.休校による登校学生の減少(学校訪問をしても接触機会が持ちづらい)

3.学生アルバイト応募の鈍り

4.実習の自粛

5.園見学者の減少

 

端的に言えば、「リアルの場」での就活が極めて厳しい状況にあるということです。

 

学生としても、園を知るきっかけとして、これまでのような学校の掲示板や求人データ閲覧、実習先、就職フェアなどの接点がなくなっていますので、特に早くから就活で動いていた学生にとっては強い不安を感じているようです。

 

3月に実施された「dodaキャンパス」の学生アンケートによりますと、

 

・新型コロナウイルスの報道がある中、「不安」を感じている学生は約8割。
・新型コロナウイルスが「就活に影響がある」と回答した学生は95.9%と、ほとんどの学生が該当。
・Web説明会や面接は、「利用したい」「利用に抵抗はない」が約6割。
・一方で、「利用にやや抵抗がある」「利用したくない」が約3割と、一部の学生は、利用方法や選考について不安を感じている。

 

という結果が出ております。

 

つまり、コロナが就活に影響があると回答したのがほぼ100%で、強い不安を感じているとともに、Webやオンラインでの就活は前向きに考えている学生が多いようです。

 

仮に、このままコロナが収束したとしても、就職フェアのような大規模イベントの実施は難しいでしょうし、養成校の再開は地域によっては一学期中にあるにせよ、今の世の中の潮流を考えれば、以下のことを考えていかねばなりません。

 

1.オンラインとリアルの垣根・乖離をゼロ化させること
2.可能な範囲でリアルを盛り込むこと
3.採用を長期化させ、「育成」に時間をかけること

 

これらに基づいて、どんな採用活動を保育園、幼稚園事業者としてすべきなのか、是非このタイミングで考えていただきたく思っています。

 

船井総研でも、このオンライン保育士採用をテーマにしたセミナーを、急にはなりますが、明後日5月14日に無料オンラインで実施します。

https://hoiku-kodomoen.funaisoken.co.jp/post-4414/#_ga=2.226140250.1921147145.1589161462-1516112010.1543380417

1時間の短時間セミナーでもありますので、お気軽にご参加いただければと思います。

 

そして、改めて皆さんに考えてほしいのは、


・コロナ前には戻らない、短期策ではない、長期的にオンラインを活用した新しい採用にシフトしなければならない

・保育業界でも採用シフトできる法人とそうでない法人に完全に二極化する、置いていかれるとこれまで以上に採用できなくなる時代になる

 

ということです。

 

これを負担や面倒に思わず、本当に園にとって、法人にとって必要な人財を採用するために前向きに取り組んでいただきたいと思っています。

 

ではまた。