保育園経営コンサルタント 大嶽の『現場日記』

船井総合研究所で、日本で先駆けて保育業界の経営コンサルティング領域を確立した業界の第一人者が、毎日全国の保育園における経営コンサルティング活動を綴ったブログ

2020年5月28日 9:35 午後

セレンディピティ

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

 

今日は宇都宮のエデュケアライズさんのご支援。

幼稚園型認定こども園の園児募集をひたすら考える時間。

 

何だか世の中的には、採用も園児募集も保育そのものもオンライン一辺倒の様相もあります。

 

しかし、今一度保護者の心理に立ち返り、顧客志向で顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)と顧客成功(カスタマーサクセス)を考える重要性を強く感じます。

 

何でもかんでもオンライン見学、オンライン説明会、オンライン面接ではダメ。

 

改めてオンラインとオフラインの価値を定義し、その良し悪しを理解した上で、顧客である保護者心理に寄り添う必要があります。

 

「ニュータイプの時代」など、ここ数年、次々とベストセラーを出される山口周さんのTwitterを見ると、このような興味深いツイートがありました。

最近では最も感銘を受けた言葉です。

 

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早稲田の入山先生が「人の創造性は累積移動距離に相関する」と言ってました。本当にそうだと思います。コロナ後の「移動の少ない世界」では意識的にセレンディピティを求めて動く力、動いた先で偶然に出会ったものに気づく力、それを仕事に適用して結びつける力の三つが大事になると思います。

 

・・・・

 

セレンディピティとは、Wikipediaで調べると、

 

「素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。」

 

とあります。

 

つまり、人は自身の移動距離によって、セレンディピティを感じ、それによって、感性や直感力、そして創造力が磨かれるということ。

 

通勤してても、道端に咲く花や畑で育つ食物、小さな用水路、電車から見える景色、人の表情など、、

 

これらから何かを気づき、感性が育まれ、それにより創造力を高め、仕事のパフォーマンスも高める、そんな希少性が、このオンライン一辺倒の時代に大切になるわけですね。

 

いやぁ、本当に素晴らしいです。

 

これは、移動レス、リモート、オンライン、PC上の画面からは何も生まれません。

 

改めて、オンラインとオフラインを上手に使い分ける力が求められることを強く実感します。

 

また、DXコンサルの須藤憲司さんの言葉をお借りすると、

 

・顧客体験は「リッチ化」と「パーソナライズ化」が進化させる

・「すごく大好きで欲しいもの」と「安く手に入って嬉しいと思えるもの」が売れる時代

・移動コストが下がる技術に人は集まる

 

という文脈からも、オフラインとオンラインはあくまで手段であり、目的を忘れてはならない、ただオンラインの価値は飛躍的に上がるということが分かります。

 

ではまた。