保育園経営コンサルタント 大嶽の『現場日記』

船井総合研究所で、日本で先駆けて保育業界の経営コンサルティング領域を確立した業界の第一人者が、毎日全国の保育園における経営コンサルティング活動を綴ったブログ

2020年6月23日 7:17 午前

このタイミングで組織把握を!

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みなさん、こんにちは!

船井総研の大嶽です。

 

さて、昨日は四国と首都圏に保育園を複数展開する株式会社さんのご支援。

お付き合い7年ほどになります。

 

とある園で、園長と1人の保育士から退職意向があったとのこと。

当然期中退職になります。

原因は園長と現場保育士の関係性が悪化し、園長が孤立したとのこと。

 

期中退職は保護者に強い不安感を与えますので、当然ながら会社としての説明責任、後任含めた適切な対策を講じなければなりません。

加えて、既存の利用者が退園することはないにせよ、地域への評判は少なからず悪化します。

既存の職員もその覚悟と責任を持って保育をしなければなりません。

 

また、別の園では昨日のミーティング前に急遽メンタルを壊して休職する保育士が出たとのことで、長年会社に貢献してくれた保育士だったこともあり、社長もミーティング中不安を隠せない様子でした。

 

これまで目立った組織トラブルが少なかった支援先なだけに、この状況に私も違和感を感じざるを得ず、社長にも色々ヒアリングをさせてもらいました。

 

特に社員が休職するほどのメンタル悪化に直前まで園長や社長が気づかなかったというのは、コロナの影響は少なからずあるにせよ、組織システム・体制の問題と組織の心理的安全性が低下している証拠ですので、改善が必要です。

また、飛び地で拠点展開をしている企業は、今回のコロナによってリモートでのケアをしているところがほとんどですが、コミュニケーション不足によって、新たに本社と現場のコミュニケーション、組織体制に問題を抱えた企業は少なくありません。

 

特に職員から社長のロイヤリティが高く、本部体制が社長のマルチタスクベース、拠点を複数(5拠点以上)持ち、社員数が100人前後の組織は、そのような傾向が強いです。

※全国に数百社あると思います。

 

改めて、特に都市部では在宅勤務や休園による休暇取得も多かったことから、ある種、この6月7月が例年の5月病のようなタイミングになりますので、経営者として、園長との1on1や、巡回、情報共有、報告書等へ目を通すなど、組織状態の把握をこのタイミングで実施することをお勧めします。

 

ではまた。