保育園経営コンサルタント 大嶽の『現場日記』

船井総合研究所で、日本で先駆けて保育業界の経営コンサルティング領域を確立した業界の第一人者が、毎日全国の保育園における経営コンサルティング活動を綴ったブログ

2020年8月25日 9:51 午前

変化することを恐れずに!

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みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

 

さて、今日は某幼稚園型認定こども園の支援ですが、いよいよ今週末が年に一度の園児募集イベントで、長年こちらの募集を見てきましたが、ここで来年の入園状況が決まります。

既にイベント申し込み者数がほぼ確定してきたのですが、今年は例年にない結果になりそうです。

結論から言えば、

 

・満3歳クラスの申込が増加

・年少クラスの申込が激減

 

ということです。

 

今年度はコロナの影響もあり、2歳児の未就園児教室の募集がかなり厳しく、結果的に年少クラスは昨対80%程度になりそうです。

 

一方で、満3歳クラスは無償化を前提に人気があります。

恐らく昨対1.3倍程度の申込になり、元々定員を増す予定でしたが、それでも足りず、2歳児クラスで調整することになります。

その2歳児クラスは、満3歳クラスの無償化との調整と昨年の反省点もあり、かなりハードルを下げる予定ですが、ここも入園前提のクラスに位置付ける形にします。

 

結果を見ると厳しいのは事実なのですが、それでも3年保育型の募集を4年保育型にして、2歳児段階の募集完結モデルに変更していく過程でもあるので、想定通りと言えばその通りです。

 

これにより、学年ごとの園児数を減らして、さらには出来る限りクラス人数も減らし、ウィズコロナにおける運営体制のニューノーマルを作りながら年齢軸を縦に伸ばしていきたいと思ってます。

 

しかし、長期で見れば、10年後には幼稚園のマーケットは70%を切ることになると言われてますから、この方法も長くは持ちません。

 

早期に0歳からの一体型施設に転換していくことが確実に求められます。

 

何故ならば企業が成長する方法は、グローバルスタンダードで見ても、

 

1.市場成長 65.3%
2.シェアUP 3.9%
3.M&A   30.6%

 

しかないからです。

 

M&Aが簡単ではないこと、同じシェアでもシュリンクする業界であることを考えれば、1の市場成長、つまり類似の保育分野に徹底的に投資することが学校法人の幼稚園、幼稚園型認定こども園には確実に求められるわけです。

 

話は逸れますが、自動車教習所の市場というのは、今後自動運転等が台頭すれば、必要性がなくなり、世の中から消えていく可能性があります。

そこで、武蔵境自動車教習所は早期にその脱却を図り、今では中古車販売や保険代理店としての機能に加え、保育事業、介護事業へと展開し、もし仮に教習所の存在意義がなくなっても、地域に無くてはならない企業になるために大きく転換を図っています。

武蔵境自動車教習所

 

幼稚園だって同じではないでしょうか?

 

長い目で見れば保育園だって一緒です。

 

いつの時代もダーウィンのこの言葉、

 

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」

 

これは身に染みるものです。

 

 

ではまた。

2020年8月22日 5:59 午前

コロナでさらに出生数が激減する

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

さて、昨日の支援先では、ある企業主導型保育を運営受託している園の職員が濃厚接触者になり、PCR検査は陰性だったものの、感染経路を確認すると、友人との外食によるものということでした。

 

危機意識が足りないとのことで、設置企業からは、その保育士を外して欲しいという要求があり、その子を別の拠点に異動させなければならなくなりそうです。

今は国の方針と都道府県の方針に基づいて、企業としての方針もあり、これが全て統一の方針とは限りません。

 

例えば、国は1.6兆円もの予算でGo Toキャンペーンを推進、そしてこの会社のある都道府県は不要不急の外出は自粛、さらに設置会社は複数人での外食禁止。

しかし、支援先は、都道府県の方針踏まえて自己判断での対応をベースにしており、四社四様の方針を示しているわけです。

 

今回は運営受託の事業なので、今後は設置企業に方針を合わせて行かねばならなくなるケースが増えますから、その設置企業上場企業や医療機関であれば、かなり厳格な方針を強いることになりますので、それを踏まえたモチベーションコントロールがマネジメントでは必要になるということですね。

 

さて、今日の日経の記事。

コロナ不安、出生数影響も:日本経済新聞

ということで、日本でも2021年の出生数が10%以上減るのではないかというシンクタンクの見方。

 

2019年が86万人で、「86万人ショック」とも言われましたが、2020年、そして2021年はさらに減る可能性が高いとのこと。

 

景気が悪化すれば、失業者が増え、求職者も増えるが、就業者が増えない、しかし、こと非正規の主婦の就業は掘り起こされる、だからリーマンショックでも保育ニーズ、入所数は増えてきたのですが、ここまで出生数に大きな影響を及ぼすと、保育ニーズが増えない可能性もあります。

 

そうなれば、認可外保育所、企業主導型保育や小規模保育などは大きな影響を受けますから、動向をしっかり見ておく必要がありますね、、

 

ではまた。

2020年8月19日 3:31 午後

働き続けたい保育園を再考する

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

 

さて、昨日は2件のコンサルティングと某ラジオにゲスト出演。

 

正和学園の斉藤理事長とエンペイの森脇さんたちと1時間楽しくお話ししました。

 

次回は22歳という若さと凄まじい勢いで資金調達して成長しているタイミーの小川社長ということですから、比較されて幻滅されないように頑張ったつもりです、、笑

 

正和学園の齊藤理事長はとてもスマートで人間性も高く、素敵な方でした。

まだまだ素晴らしい業界経営者がいるものですね、、

 

さて、そこでも話題に上がりましたが、

 

「働き続けたい保育園を作るために必要なことは何か??」

 

というテーマ。

 

まさに私自身このテーマの本を出版している人間なのですが、改めて、

 

組織のミッション、ビジョン、バリューを共有し、共感し合える環境をベースとして、

 

・保育者が保育に集中できる環境

・保育について議論し合える環境

・質向上・高みを目指せる環境

・子どもの成長を強く実感出来る環境

・本人たちも成長を実感出来る環境

 

これらを作り上げ、体験価値を固め、エンゲージメントを強くしていく。

 

これが大切です。

 

しかし、実際には人手不足や監査等により業務が増えている中で、これらを作ることが大変難しくなってます。

 

ですので、これまでの延長線上にはその解はないと思っていて、抜本的な改革が求められます。

 

・潜在保育士のギガワーカーを増やす

・制作物を保育士は作らない

・行事は最小限に減らす

・認可の人員配置基準に子育て支援員を入れる

・土曜、夕方は地域持ち回り制の保育にする

・アダプティブケアシステムを全面導入する

・保育園の自費サービスを緩和・開放する

・研修は全てイーラーニング

 

などなど。。

 

まだまだ改革しなければいけないことがたくさんあります。

 

ではまた。

 

 

2020年8月17日 5:36 午後

共助的に事業者や園を支える

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

お盆休みも終わり、仕事モードです。

 

さて、このお盆中も全国の保育園・幼稚園ではコロナ感染者が相次ぎました。

 

あまり言い方は良くありませんが、感染者が出ることがより一層日常化してきており、むしろ感染後の対応や感染拡大への対応まで見据えて対応しておかなければ、いざ起きた時に対応が遅れたり、不備が出てしまいます。

 

コロナ対策・予防は当たり前、それよりも、コロナ後対応に比重をかけなければならないフェーズに確実に入ったと言ってよいと思います。

感染後の対応、濃厚接触者への対応については自治体のガイドラインや行政等ガイドラインがありますので、改めて目を通し、出来るだけ現場へ定着させておく必要があります。

 

さて、今日はキッズリーの元開発責任者でエンペイの森脇社長と、コドモンの小池社長と1時間ほど情報交換。

 

エンペイは保育園や教育機関向けのキャッシュレスサービス、コドモンは保育園向けの業務支援システムです。

 

もちろんビジネスの話はするわけですが、お二人とも保育業界に熱い思い、課題認識を持っており、結局ビジネスの話よりも、こんな課題の解決が出来るのでは?こうすればもっと業界が良くなるのでは?という話が中心になります。

 

どちらも非常にスマートな経営者ですから、構想も素晴らしいし、とても勉強になります。

 

私も随分前から想っていることですが、業界をより良くするためには、事業者の現場での改善はもちろんのこと、私たちのような事業者や園にかかわる人間の質とレベルを上げていかなければなりません。

 

10年前はそういう方がさほど多くなかったのですが、現在では私が親しくさせていただいている方々だけでもたくさんいますので、とても素晴らしいことだと思います。

 

そのメンバーが切磋琢磨して事業者や園を支えるという、もっと言えば、共助的に事業者も含めて事業者を支えられると良いですね。

 

一人で何とか耐え凌ぐ、一人で突破する、一人だけ勝ち組になる・・・やはり今の時代に合いません。。。

共助はこれからの社会のキーワードですし、保育業界はまさにそのコンセプトが合っています。

 

そして、その先にはきっと、地域で子どもたちを支える、業界全体で子どもたちを支える、そんな世界観、エコシステムが実現できるのではないでしょうか。

 

 

ではまた!

2020年8月8日 8:22 午前

研究会合同例会での講演でお話ししたこと

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

大嶽です!

 

さて、昨日は保育園幼稚園経営研究会と企業主導型保育研究会の合同例会。

 

鹿児島県鹿屋市のつるみね保育園の杉本先生と北海道恵庭市のリズム学園の村松先生をゲストに、保育園・幼稚園のデジタル化というテーマでご講演いただきました。

 

特に杉本先生のデジタル教育は素晴らしかったですね、、

 

私もまとめ講座で話しましたが、保育のデジタル化は保育テック1.0のICTやセンサーを中心とした業務効率化を目的としたフェーズが完了し、IoT、AI、データを活用した保育テック2.0の保育品質の向上とパーソナライズを目的にしたフェーズへと完全に移りつつあります。

そこまで見据えて動いてる事業者はまだほんの僅かですが、、

 

しかし、そのあたりがこれから3-5年で増える中で、目的と手段を履き違えずに、どんなツールやシステムを導入するのか、そのあたりの判断能力を高め、デジタルマネジメントを可視化し、効果検証しながら質を高めていくことが求められます。

本当にこれが大事です、、

 

そのために、常にアンテナを張り巡らせなければなりませんね。

 

それ以外にもこれから必要になる業界の基本戦略と組織のエンゲージメントシステムについてもご紹介しました。

 

今回はほとんど時間がなかったのですが、10月1日に、保育博の前哨セミナーとなるウェビナーで1時間たっぷりとお話しさせていただくので、ご興味ある方は保育博からのご案内をお待ち下さい。

 

そして、さらにまだ正式な案内はしてませんが、11月の保育博では、あすみ福祉会の迫田理事長とグローバルキッズcompany代表取締役の中正さんと、これらを踏まえたセッションをすることになってますので、こちらも楽しみにしておいてください。

 

ではまた!

 

 

2020年8月6日 6:42 午前

正しい情報を正しく得て行動しよう

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

さて、昨日は中国地方の支援先。

 

この地域では、コロナの感染者数が少ないのですが、保育士が感染したとのことで、それによって、その保育士が追い込まれ、離婚し、転出したという噂が飛び交ったそうです。

 

しかし、実際にはそのようなことはなく、職場に復帰しているとのこと。

 

また、このご支援先の園に通うある保護者が先日ディズニーランドに行ったそうで、それについて、数人の別の保護者が、そんな人があんな出入りしているのはどうなのか!とクレームをつけてきたようです。。

 

どちらの事例にも共通するのが、

 

「情報感度と精度が低すぎる」

 

ということです。

 

しかし、今のテレビを中心としたメディアの報道の仕方も良くない。。

 

被害者である感染者が加害者になり、周囲から冷ややかな目で見られ、ありもない噂が立つという悪循環。

 

もっと冷静に今の現実と向き合わなければならないし、向き合えないのならば、向き合える人たちがもっと発信していかないといけません。

 

国際医療福祉大学大学院教授の高橋泰先生のNewsweekの記事によると、

・2月から現在までの5カ月余りの間に日本で新型コロナにより亡くなった人は1000人に及ばず、例年のインフルエンザ死亡の3分の1にとどまる。→8/5時点1022名

・国民の少なくとも3割程度がすでに新型コロナの暴露(体の中に侵入する)を経験した

・暴露した人の98%が無症状か風邪の症状で済む。

・獲得免疫が出動(抗体が陽性になる)する人は暴露者の2%程度

・1万~2.5万人に1人程度という非常に低い確率ではあるが、サイトカイン・ストームや血栓形成という状況を引き起こす

・サイトカイン・ストームが発生して重症化する人は、20代では暴露した人10万人中5人、30~59歳では同1万人中3人、60~69歳では同1000人中1.5人、70歳以上では同1000人中3人程度

・日本では、新型コロナにかかった人が次の人にうつしても、その大半が自然免疫で処理され、次の人への感染につながらない。よほど多くの人に暴露を行わないと、そこで感染が途切れる可能性が高い。

・「発症者死亡率」は、日本では0~69歳で0.01%、70歳以上では40倍の0.4%だが、欧州は0~69歳で0.05%、70歳以上が2%

・どんなに広がっても10万人中3人以上、つまり全国で3800人以上死ぬことはなさそう

・一方、人口10万人に対して16人、全国で2万人強が自殺で亡くなっている。

・第2波が来たと判断したら、最初にやるべきはPCR検査の拡大ではなく、ウイルスの遺伝子解析

 

何が言いたいかと言いますと、感染リスクを恐れるあまり、感染者や感染リスクのある人を有毒者扱いしたり、ありもない噂を広めたりすることに意味はないということです。

 

以前もこのブログでお伝えしましたが、もし職員、園児、保護者で感染者が出たら、当然休園措置等、然るべき対応をしなければなりませんが、それと合わせて、その感染者へのケアは必ずしてあげましょう。

 

ではまた!

 

 

2020年8月1日 4:21 午後

6月の有効求人倍率から分かること

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは!

船井総研の大嶽です。

引き続き、Twitterのフォローお願いします。

 

さて、このブログで毎月お伝えしている有効求人倍率の6月の速報が昨日厚労省からアップされました。

 

早速、以下にまとめたいと思います。

 

 

◆新規求職数

<2019対比>

正社員 3月 97.1% 

    4月 89.8

    5月 85.1

    6月 116.3

パート 3月 95.6

    4月 81.6

    5月 78.1

    6月 118.3

 

◆新規求人数

<2019対比>

正社員 3月 88.6% 

    4月 69.6

    5月 69.3

    6月 82.8

パート 3月 87.6

    4月 66.1

    5月 67.9

    6月 81.4

 

◆保育士関係の新規求職数・求人数

<6月 2019対比>

新規求職数 100.5

新規求人数 96.5

新規有効求人倍率 96.0 

 

まず真っ先に目につくのが、6月の新規求職数と求人数です。

 

新規求職者は6月に入り、緊急事態宣言も解除されてから20%近い増加となりました。

仕事探しを再開した人、新たに仕事を探すことになった人の動きが活発化したと捉えて良さそうです。

 

一方で新規求人数は6月に入っても、昨年対比80%台ということで、回復の兆しが見えません。

 

つまり、仕事を探している人が増え、人財を探す企業は減っている、これによって求人倍率も下がっていますから、働きたいけど働けない人が増加しているということです。

 

そして、求職者は今後も増加することは必至ですから、保育ニーズは増加します。

しかし、求人倍率が下がっていることによって、実際に仕事に就けない人も出てくるため、保育園の入所ベースでは、どこまで需要が増えるか、ここは未知数ですが、基本路線としては保育ニーズが増えることは間違いないでしょう。

 

一方で、保育士の動向を見ると、一言で言えば、

 

「ほとんど変化がない」

「求人倍率は高止まりしている」

 

ということです。

 

4月、5月はさすがに求人も求職も減少していましたが、それでも求人倍率は非常に高く、6月になって求職者数は当然増加していますが、求人も同時に増加しているため、有効求人倍率は下がっていません。

 

まさに、

 

「不況期・非常時に強い事業」

 

の象徴のような数字をたたき出していると言えます。

 

まとめますと、

 

保育需要は増加する可能性が高く、保育士採用は依然厳しい状況が続く

 

ということですし、益々採用が厳しくなることも予想されるので、それに応じた経営、運営をしていかなければなりません。

 

8月7日に、船井総研で保育園幼稚園経営研究会、企業主導型保育研究会合同の特別例会で、その内容をお話しさせていただく予定です。

 

会員様は是非ご参加いただけますと幸いです。

 

 

ではまた!

2020年7月29日 6:14 午前

保育園のSNSに想うこと

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは!

船井総研の大嶽です。

 

まだ梅雨が明けないですね。。どんよりした曇り空でも心だけは明るくいたいものです。

 

 

さて、昨日は2件のコンサルティング。

九州の大手社福法人さんでは、認可保育所のこども園移行、企業主導型保育の稼働率アップ、それ以外にも採用や新たな拠点展開の話が出てます。

園長先生方の頑張りもあって、定員60人の企業主導型は初年度から50名を超える予定で、0-2歳は秋には満員になるでしょう。

特にインスタグラムが効いていて、地道な投稿によってフォロワー数も100件を超えてきました。

最近保育業界でも数千、数万単位でフォロワーがついているアカウントを見たりします。

しかし、その多くが目的を逸脱したハッシュタグがたくさん入っており、単純に数集め、認知の視点からは機能しているものの、直接的な顧客は多く存在しない、数集めによるコンセプトの投稿内容のため、曲がったイメージが定着し、場合によっては逆効果になることもあります。

 

よって、個人的にはSNSでの発信というのは、対象をペルソナとして定め、その人の興味に対して、園の魅力とともに発信するという王道の方法で、園児募集ならばおおよそ園児数の7-10倍程度、採用ならば接触人数の3倍程度のフォロワー数を目標にするのが良いと思ってます。

 

 

そして、2件目の四国の株式会社のご支援先では、新規申請の企業主導型のヒアリング対策、既存の企業主導型保育の増床計画、既存の認可保育所の採用について主にお話ししました。

 

既存の認可保育所は昨年開園して、定員80名に対して67名、0歳児と5歳児以外は満員なのですが、この時期で0歳児12名定員がまだ6名しかいないことに違和感を感じ、社長に聞くと、やはり保育士不足が理由とのこと。

しかし、新たに保育士が入ってくるとのことで、8月に9名、9月に12名の受け入れが出来るとのことで一安心。

 

こちらの社長は、地場の有力企業の役員で、その子会社で保育事業を運営しているのですが、これまで親会社のさまざまな事業責任者、そして管理、総務等の責任者をされてきた方なので、現場マネジメントや管理職育成がとてもお上手です。

 

それが最大の強みであるため、来年で拠点も6つになりますが、その部分は他の企業と比べると少し安心できる先です。

一方で、マネジメント上の課題も出てきてるのも事実なので、一つ一つ解決していきたいと思います。

 

ではまた。

 

2020年7月23日 5:48 午前

組織内プロジェクトこそビジョンを!

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★Twitterを再開しました(^_-)-☆

リアルタイムで感じたこと、その時々の時事ネタについて、私の考察や意見を述べていますので、是非フォローしてください!

 

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

 

さて、昨日はアゼリーさんのご支援。

 

DXプロジェクト

業務改革プロジェクト

HR改革プロジェクト

アカデミア(民間学童)プロジェクト

企業主導型保育プロジェクト

アゼリーサッカーアカデミア(直営サッカースクール)プロジェクト

 

の6つのプロジェクトを今年は毎回進めてます。

 

ここ2回ほどDXプロジェクトについて触れてきたので、今回はそれ以外で、現時点でのそれぞれ素晴らしい成果を少しお伝えしたいと思います。

 

▪️業務改革プロジェクト

・保育園パッケージをベースに幼稚園に展開

・幼稚園での現状分析を終え、3つの業務課題の洗い出しを完了

・PJメンバーの意識とスキルが極めて高い、自信を持って臨んでいる

・新たな業務ICTアプリをシステム会社と某大学と共同開発中(これがアゼリーさんらしくて凄い!!)

 

▪️HR改革プロジェクト

・オンライン説明会をスタート

・地方採用モデルが出来つつある

・SNSとWebリクルーティングモデルも出来つつある

・3人のPJメンバーの行動力と分析力が極めて高い

 

▪️アカデミア(民間学童)プロジェクト

・新たにWebマーケティングにチャレンジ

・内部進学の新たなモデルが推進されている

・動画の作り込みが感動レベル

・STEAMの考え方が徐々に浸透しつつある

・責任者の先生がとにかく前向きで、こちらも一生懸命応援したくなる

 

▪️企業主導型保育プロジェクト

・限られた条件のもと、適正な形で開設・リニューアルが進むことになった

・責任者の先生が多方面で業務があるにも関わらず申請を完了させた→マルチタスクレベルが業界最強レベル

・(内示が出れば)新たなグループの顔として、ダイバーシティを加速させる

 

▪️アゼリーサッカーアカデミア(直営サッカースクール)プロジェクト

・コロナで活動自粛だったが、自粛明けの新規会員募集の体験参加者が過去最高レベル

・新たなコーチの採用が出来そう

・園との連携が徐々に円滑になってきた

・代表がパパになり、責任感がさらに強くなってきている(と信じている)

 

ということで、R2年度がスタートして1/3が過ぎようとしてる中、コロナで非常に難しい運営やオペレーションを強いられる中、前向きに捉え、考え、行動してきたプロジェクト責任者を中心としたメンバーの皆さんの奮闘が際立ったと心から思ってます。

 

皆さん、本業の園長業務だけでなく、会議や研修、各種会合などもある中で、このプロジェクトを推進していることを考えると、辛いことも多い中、本当によくやってくれてます。

ありがたいです。

 

一方で気になることもあり、、

 

近視眼的、短期思考的になりすぎていないかなと。

 

このコロナの局面では当然そうなるわけで、そうすべきでもあったわけです。

 

しかし、そろそろタイミングとしては、遠視眼的、中長期思考ベースで、改めてプロジェクトが目指す姿としてのビジョン、誰の何を解決し、貢献するという存在意義を持つプロジェクトなのか、そのミッションを双方から見直すことです。

 

そして、強いリーダーシップを持って、上手にグループのリソースを活用しつつ、現場を巻き込み、やりがいを最大化してほしいと思います。

 

極端に言えば、数字を追うだけのプロジェクトではナンセンスですし、何よりも全てのプロジェクトが価値の高い素晴らしい取り組みなので、そこを感じずにひたすら目の前の仕事だけに没頭し過ぎて視野が狭くなるのはもったいないわけですね。

 

「上質な」仕事をしていただきたいと思います。

 

ではまた。

 

2020年7月22日 6:43 午後

これから園児が集まる幼稚園とは?

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

さて、昨日は宇都宮のエデュケアライズグループさんのご支援。

幼稚園型認定こども園の新たな園児募集スキームの構築をしてます。

前年度から、4つの2歳児コース(週5、週2長時間、週2短時間、親子登園)から来年度からよりシンプルに、週5と週2短時間にして、さらに思い切り料金改定(低額)をします。

背景にあるのは、満3歳児クラスの需要増&中期での完全4年保育化、未就園児教室ニーズの低下&保育園ニーズの増加、さらにはコロナにおける世帯年収減リスク、将来不安の高まりなどによるものです。

 

地域内の他の幼稚園、こども園が未だにライトな未就園児教室を行なっているだけに、相対的には結構ダイナミズムな変化になるでしょう。

 

ただし、根本的には、乳児期からの早期保育ニーズにおける対策がセンターピンであることは間違いなく、その中で整備していくことがまだまだあるのではと感じてます。

 

しかし、これらだけでは不足です。

 

これから少子化時代に選ばれる幼稚園になるために、大切だと想うことは、

 

・希少体験、初めての体験、自分たちだけの体験の提供

・自分たちが何屋なのかを再定義する、意味をつくる

・世界観(どんな場所で、どんな人が住う、どんな価値観や雰囲気なのか??)を持つ

・一つでも保護者が「欲しい!」と思えるものがある、それが大好きになる

・出来る限りのパーソナライズ体験の提供

・物語をつくる、ドラマがある

・子どもの近未来における想像容易性を上げる

 

ということです。

 

抽象的な表現もありますが、むしろその抽象性を大切にしながら、具体性を高めて、共感を作り出すことこそが、これからの園児募集の大切な要素になるのでしょう。

 

そのためには、それにフィットする組織づくりと人づくりをしていかねばならないので、一朝一夕での話ではありません。

 

でも、今から3年かけてそれを追求し続けた組織とそうでない組織では、差が出るのだろうと思います。

 

そして、そのためのファーストステップは保護者に耳を傾け、向き合うことだと思います。

 

ではまた。