保育園経営コンサルタント 大嶽の『現場日記』

船井総合研究所で、日本で先駆けて保育業界の経営コンサルティング領域を確立した業界の第一人者が、毎日全国の保育園における経営コンサルティング活動を綴ったブログ

2020年10月14日 2:36 PM

業界を代表する経営者と話をして

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★追加開催決定!★

10/1に開催され、250名の経営者、園長が参加したセミナー、見逃した方向けに、今回限定で、保育博主催でプレイベントウェビナーを追加開催が決まりました。※今日開催です!

「保育園・幼稚園経営におけるニューノーマルの姿とは」

https://hoikuhaku.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja/programme-events/webinar.html

 

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

さて、今日は業界を代表するお二人とお話をしました。

お一人が東証一部上場企業のグローバルキッズcompanyの中正社長、もう1人が、社福の保育事業者では日本を代表する法人、あすみ福祉会、茶々グループの迫田理事長。

 

一言で、とっても勉強になりました。。

気付いたら2時間、あっという間。。

 

このお二人が見てる視点は極めて高く、そして何よりも保育に対して、想いではなく、理念として明確に持たれてます。

 

経営者や事業家として素晴らしいのはもちろんのこと、保育者よりも保育のことに向き合ってる印象です。

 

そして、行動力がある。

 

今日の主旨は、来月の保育博でのパネルディスカッションのミーティングだったのですが、それはものの3分で終わり、業界の課題やそれに対する向き合い方、さらには私に対してもたくさんの助言をいただき、勇気や示唆をたくさんいただきました。

 

この前の保育博オンラインセミナーの内容についても、とてもありがたい評価をいただいたので、これもまた自信に繋がりました。。

 

やはり時代の主役、これからの業界の主役になるのはこういう人たちなんだと確信したとともに、このような方々が日々保育園を運営していることに、今更ですが、とても安心しました。

 

そういう意味でも保育博でのパネルディスカッションは是非楽しみにしておいてください👍

 

ではまた。

 

 

 

2020年10月13日 12:53 PM

職員が辞めない組織が実践していること

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★追加開催決定!★

10/1に開催され、250名の経営者、園長が参加したセミナー、見逃した方向けに、今回限定で、保育博主催でプレイベントウェビナーを追加開催が決まりました。※明日開催です!

「保育園・幼稚園経営におけるニューノーマルの姿とは」

https://hoikuhaku.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja/programme-events/webinar.html

 

さて、昨日はある社福の経営者とミーティング。

まだ設立して若い法人ですが、首都圏中心に、6拠点ほど認可保育所を運営されてます。

 

そして、この法人様とコンタクトを取らせていただいたのは、ある知り合いから、非常に上手にマネジメントしていて、都市部での運営、複数拠点運営にもかかわらず、離職率が極めて低い法人があるという理由からでした。

 

ちなみに理事長にお話を聞くと、ここ数年の離職率はなんと2~3%程度。

私の経験ですと、東京都を中心に展開し、5拠点以上展開している法人で、離職率が10%切っていたらかなり優秀な組織です。

 

とにかく辞めない、そして理事長ご本人からは言われませんが、確実に職員の組織に対するロイヤリティが極めて高い。

 

所謂「良い組織」であることは間違いなく、それが離職率に影響しているのも間違いないことでしょう。

 

 

さて、ではこの組織が何をしているかということですよね。。。

 

企業秘密ということなので、詳細は書けないのですが、大切なのは、

 

「園長や主任の深い学び」

 

ということです。

 

これは単にマネジメント研修やイーラーニングを受ければよいということではありません。

 

それだけでは深い学びは出来ないからです。

 

深い学びは、動機付け、主体性、気づき力、フィードバックなど様々な要因が重なり合いますが、それらを活かせる環境を如何にして組織内で作り出すかが重要です。

 

それら環境に園長や主任という管理職が触れ続け、定着することで、園という組織の組織力は一気に高まります。

 

改めて、良い組織には、そのための理由があるという、至極当たり前のことを感じました。

 

 

ではまた。

2020年10月12日 8:13 AM

タイミーを活用した潜在保育士の掘り起こし

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

さて、このような記事がありました。

https://news.allabout.co.jp/articles/p/000000022.000035311/

 

グローバルブリッジさんの新たな取り組みですが、タイミーを活用した「インターン制度」ということです。

 

タイミーは、飲食店やイベントスタッフ、コールセンターで主に使われている「スキマバイト」サービスで、スタートアップとしても、学生経営者が立ち上げた会社としても、この数年注目されてきました。

 

特に、誰でも、いつでも、どこでも働けるため、人材派遣会社やアルバイト雑誌のディスラプターとして、大きな影響力を与えてきた印象です。

 

そんなタイミーを活用して、スキマ時間に潜在保育士が保育をするというモデル。

 

様々なリスクが想定されますが、私個人的には、このモデルは潜在保育士の掘り起こしとして、以前から注目してきましたし、広がるべきだと思ってきました。

※事業化を検討したこともあります笑

 

しかし、制度に基づき、監査で指摘される可能性が高いため、難しいだろう、、と思っていたら、「インターン」という領域で進めるとのこと。

なるほど、、、あくまでインターン。

 

確かに、働く側からすれば、自分の働く園でのお仕事体験のような位置づけになりますし、潜在保育士は、復帰不安が強いため、その点は重要。

 

問題は、働く人との雇用契約ではなく、多くが個人との業務委託契約になるということによるトラブルリスクや園に対するリテラシーの低さです。

 

少し前の、キッズライン問題と一緒です。

 

そして、潜在保育士がそれほど気軽にタイミーを通して保育の仕事をするのか。。

不確実な点も多々あります。

 

あくまでインターンなので、比較的真面目に復帰しよう、この園で働く意思があるという方が多い気もしますが、それはあくまで確率論なので、何とも言えません。

 

しかし、このような積極的なチャレンジは評価できると思いますので、グローバルブリッジさんには是非上手く機能させていただきたいですね。

 

ではまた。

 

 

 

2020年10月7日 12:28 PM

自治体の実情に政策の根本的課題を感じる

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

昨日今日と久しぶりに福岡に来てます。

その理由は、福岡県からのオファーで、「保育士が働き続けられる職場環境構築事業」を受託し、コンサル&セミナーを行ってます。

昨日は2月以来のリアル会場セミナーで講演しましたが、やっぱりビールと講演は「生」が一番ですね。。(来栖理事長パクリました。。笑)

 

この保育士の定着や離職防止はどの自治体でも悩んでることです。

現在も、今回の福岡県と神奈川県でオファーをいただいて契約させていただいてますし、さらには仕掛かり中として、沖縄県、愛媛県、大分県があります。

どの自治体も、採用支援のフェーズが終わり、このテーマにかなり危機感を感じておられます。

 

そして、昨日は全国社会福祉協議会会長、全国保育協議会会長の万田先生とお会いさせていただき、田村厚労大臣との会話の中で、慰労金や処遇改善についてかなり前向きな検討がされているとのことなので、政府もコロナによる財政逼迫の中で苦しいところですが、期待したいですね。

 

福岡県の職員さんとの話では、福岡県は今年かなり待機児童対策に力を入れておられるそうですが、市町村の意識、機動的な対応の有無と待機児童数には相関関係があるそうです。

やはり最後は自治体、首長、そして担当者のマインド。

 

多くは、中長期で保育ニーズが減ることを前提に、新規整備をしたがらない、特に認可保育所の整備は負担の兼ね合いでやらないとのこと。

一方で小規模保育も地方の場合、新築による整備も多いので、同じく慎重にならざるを得ない、株式会社に門戸を開かない、運営してくれる社福がいない、などの理由から進まないようです。

 

市町村の気持ちも分かるし、県庁の気持ちも分かる、しかし、だからと言って、何も整備しなければ直近数年間で困る保護者も困るし、集団生活機会を失う子どもたちが増えてしまいます。

 

役場も県庁もまさに経営が求められるわけですが、役場は公立民営化や統合、小規模保育、企業主導型保育、幼稚園の認定こども園化など様々な施策を織り交ぜながら、対応していかねばなりませんね。

 

ではまた。

2020年10月5日 6:52 PM

数字を嫌うと数字から嫌われる

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

 

さて、今日はパットコーポレーションさんのご支援。

社長、役員、本部事業責任者と数値管理を徹底してます。

特に園児募集や採用における数値管理で大切なのは、

 

・KGI対比

・KPI対比

・前年対比

・前月対比

・他部署比較

・類似企業との他社比較

 

の6つです。

 

最初の2つはある意味で未来対比、次の2つは過去対比です。

特に最後の他社対比はコンサルタントならではですね。

 

縦横斜めで比較して、どこに数値的な違和感があり、どこに課題があるのか、どこが伸びてるのか、そこを総合的に判断していきます。

 

数字を嫌う経営者もいますが、基本的には数字は嘘をつきません。

 

しかし、数字だけにおぼれるのもリスクですから、そこは直感的な視点、定性的な視点も無視してはなりません。

事業責任者の表情や園長の報告シートの表現から感じることもあるわけです。

 

何よりも、数字に強くないマネージャーが数字に強くなれば、確実に業績が上がるのは経験値的に確信を持ってます。

ただ、現場への伝え方を数字だけにしてしまうと、ハレーションも起きるので、そこは次のフェーズとして伝え方もわきまえておかなければなりません。

 

数字を嫌うと、数字から嫌われて、機会損失やリスク創出が起きますので、是非その点をマネージャーは意識しなければなりません。

 

ではまた。

 

 

 

 

2020年10月1日 7:46 PM

持続的に園児が集まる園

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みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

さて、今日は保育博オンラインセミナー。

始まる5分前の映像です。

結果的にお申込は241名いただいたようです。

無料ウェビナーの参加率は70〜80%くらいが平均的ですが、79%と比較的参加率も良かったと思います。

 

それもあって、改めて保育博事務局から案内があると思いますが、急遽見逃し配信をやることになったそうです。

 

10月14日(水)20:00-21:00

 

昼間参加できない方のための夜開催ですね。

 

 

さて、その後は神奈川県の学校法人のご支援先でコンサルティング。

聞くと、近隣の園が軒並み園児減の中、こちらは全て満3歳、未就園児教室会員、小規模保育利用者のみで90名満員。

素晴らしいです。

 

要員分析は難しいのですが、決して人口が増えてるエリアでもなく、競争がゆるい地域でもないことを考えると、内部に理由があると思ってます。

もちろん決定的な理由があるわけではないのでしょうが、

 

・理事長のお母さまの人柄、真面目な姿勢

・理事長の豊かな感性

 

など、トップが作り出す、そして醸し出す世界観は、職員にとってとても安心できるものでしょう。

 

また、何年も前から採用活動にはかなり力を入れておられて、結果的に優れた学生を採用しているのだと思ってます。

 

決して派手な園でもありません。

何か際立ったメソッドやコンテンツがあるわけでもない。

だけど、先生たちは顔付きが良いし、雰囲気も明るく、元気が良い。

 

それを子どもも親も感じ取り、そんな保育に対する評判が自然に広がってるのだと思います。

 

一時的に園児が集まる園をつくるのは、メソッドや新園舎などで可能ですが、中長期的に集まる園になるのは、一朝一夕では出来ません。

小さな積み重ねが生み出すものです。

 

そんなことを考えると、今日のセミナーの内容でも話しましたが、今から少しずつでもそんな園づくりを目指してほしいと思います。

 

ではまた。

 

2020年10月1日 6:05 AM

来年度以降の保育所整備動向の予測

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

さて、先日時事通信からこのような記事が出されました。

 

保育受け皿、新たに12万人分 21~24年度、待機児童解消で―「新子育てプラン」

https://www.google.co.jp/amp/s/www.jiji.com/amp/article%3fk=2020092600341&g=soc

 

(14万人という記事もあるので、発表があるまでは不確かですが、、)

 

これまで進めてきた子育て安心プランの概要はここでは省きますが、2020年度末の待機児童解消が極めて難しくなったことも踏まえ、新たなプラン、アジェンダを来年度以降出すということ。

 

恐らく次の新プランは、

 

・2022年には待機児童をゼロにして、2023、24年はそれを継続させるような形にする(もしくは2023年にゼロ)

・待機児童と人口の増減をベースにして、市町村を複数パターンに分類し、それに紐づいた対策をする

 

という特徴を持つのではと思ってます。

 

仮に、前倒しで2022年度末までに待機児童をゼロにするプランになれば、年間6万人の受け皿を作るイメージ、2023年までであれば年間4万人ペースになります。

これが多いのか、少ないのかということですが、2018年が年間11.2万人、2019年が7.9万人ペースですから、これまでよりは随分と少ないのが分かると思います。

ちなみに、2019年は企業主導型保育がほぼゼロでしたから、本来見込んでいた2万人分も含めて10万人を見込んでいたが、結果そうなったということです。

さらに、今年度は年間11.2万人になる予定です。

 

つまり、施設整備にかかる予算は、半分程度、場合によってはそれ以下に減ることでしょう。

 

これまで1年で整備してきた量を2-3年かけて整備するイメージですね。

 

2021年度の企業主導型保育の新規募集はあるのか!?という不安を感じてる人もいると思いますが、もちろん今の時点では分かりません。

しかし、この雰囲気を見てると、無いか、もしくは、最大1万人程度という、募集枠を半分程度に減らされて実施されるのが現実的かもしれませんね。

 

さて、仮に来年度の新規整備が6万人だとして、予算もかなり減るとします。

だからこそ、市町村でメリハリをつけなくてはならないのです。

しかし、現場レベルでは待機児童がいなくても人口が増えるために、保育園を作りたい、局地的に開発が進むからそこには保育園が必要だ、というケースは相当数あるはずです。

来年度以降、国は市町村を待機児童と人口の増減によるセグメントをしますが、私としては、どうしても市町村単位では無理があると思ってます。

それは、これまでも何度も議論として上がってきた話なので、国も理解してるとは思いますし、そもそも保留児童が増えてるのは、その考え方の弊害から生じてます。

 

是非とも、その辺りも考慮した機動的かつ柔軟な対応をしてもらいたいものです。

 

ただ、そうなると、さらに受け皿が足りなくなるので、結局待機児童が増えそうですが、、

 

そうなると、そもそも2020-2024で12万人の受け皿というプラン自体が既に崩壊しますね。。

 

いずれにせよ、来年度以降は市場拡大ペースは半分程度で見ておく必要がありますし、新規整備がない地域が随分増えるでしょう。

 

大手企業の中期計画を見るとよく分かりますが、既に事業ポートフォリオの分散や新規事業、さらには保育園の新規開設のペースダウン、M&Aによる事業成長を掲げてます。

さすが、業界の動向を捉えているなと感じるとともに、成熟産業の典型的なライフサイクルを歩み始めた印象です。

 

この先に考えるのは、

 

▪️上場企業・大企業 年商10億以上

→多角化、M&A、海外展開による拡大戦略

→スピードは緩めながらも施設展開の継続

 

▪️中堅企業 年商3-10億程度

→地域一番戦略(既存エリアでのトップシェアの維持)→質重視への転換

→多角化による新マーケットへの参入

→地域ブランドの確立

 

▪️中小企業 年商1-3億程度

→属性一番化戦略

→独自性の強い教育、保育の確立

→商圏内トップシェアの維持

→子育て総合拠点化

→人口増マーケットへの進出(地方の場合)

 

▪️零細企業 1億未満

→フラグシップの開設(認可保育所)

→既存施設の稼働率の維持

→無理のないキャッシュフロー経営

です。

 

ではまた。

 

2020年9月30日 5:34 AM

最近の私が感じる問題意識と違和感

保育園 経営コンサルティング

開催まであと2日!!

忘れている方はお早めに・・

既に220名からのお申し込みをいただいてます。

 

★保育博開催に向けてのプレイベントウェビナーで講演します!★

「保育園・幼稚園経営におけるニューノーマルの姿とは」

https://hoikuhaku.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja/programme-events/webinar.html

 

さて、Amazon創業者のジェフベゾスが10月からシアトルに保育園を作りますが、これまでのモンテッソーリ教育を超えるカリキュラムになる予感です。

また保育現場のデジタル環境もどうなるか楽しみですね。

海外渡航が気兼ねなく出来るタイミングが来たら視察したいものです。。

 

さて、最近の私の問題意識は、

 

「やってるように見えてやってない」

「やっているができてない」

 

という、「虚業的」「虚務的」な場面がこの業界には多いなぁということです。

 

例えば分かりやすいのはヒヤリハット。

多くの園で実施しているものの、同じ事象を繰り返すケースも少なくありません。

 

そして、研修。

受講するのは良いし、それを園内に研修報告書としてフィードバックもしている。

しかし、何だか身についていない、、

 

最後に、計画。

もちろん作成しているものの、それが現場に反映されてない、現場職員が理解していない。。

 

これらが安全管理レベルを高めたり、保育の質を高める方法の中核だったりしますから、何とも不安です。

 

これからの不確実な時代、変化の激しい時代に求められるスキルは、

 

・課題発見力

・創造力

・実行力

 

ですが、特に課題発見力は大切です。

 

なぜならば、問題の潜在性や複雑性が増す中で、課題を見つけ出し、問題提起することが難しくなるからです。

 

保育業界に置き換えても、制度が複雑化したり、人材不足の中でマルチタスクを求められたり、会社の成長とともに、職員自身のキャリアチェンジやキャリアアップが頻繁に起こる中では、新たな問題、気付きにくい問題が増えるため、とても大切なスキルになります。

 

そこで是非考えていただきたいのが、

 

「横断的・オープン的であるか」

 

ということです。

 

経営者や園長ならば、自分の過去の経験だけで判断、決断をしていないか?それを外部に求めることをしているか?

組織で言えば、園内だけで完結しようとしてないか?その中で限られた意見だけが出ていないか?

他を寄せ付けないムードを出していないか?

 

先のヒヤリハットの事例で言えば、言い方を選ばずに言えば、いくら危機管理レベルの低い、課題発見力の低いメンバーだけで議論していても、危機管理レベルは上がらないということです。

それにも関わらず、自分たちはあたかも仕事をした気になって、強く主張したりします。

これは厳しい言い方をすれば「虚業的」「虚務的」です。

 

研修の例で言えば、どんなに良い研修でも、受ける側が受動的で、課題発見や問題認識できない人が受けて、それを園内に共有しても、あまり意味はありません。

 

この固まった構造の最大の原因は現場のトップにあります。

トップ自身が、横断的、オープン的な価値観を大切にして、意見を受け入れやすい、意見を吸収しやすい、意見を出しやすいカルチャーを作ること、これが大切です。

 

まずは、園外、法人外から意見やアドバイスをもらう意識を持ち、実行してみることからです。

 

ではまた。

2020年9月28日 1:58 PM

高機能の扇風機は売れない

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

 

先週末は栃木県、今日は香川県のご支援先。

 

地域によって、そしてそれ以上に幼稚園、保育園によって、随分と状況に差があります。

幼稚園は年々3歳入園が減り、満3歳、そして2歳児へと募集の本丸が変化してきているのは紛れもなく事実。

保育園利用率は5年前と比べると+10%。

3歳児入園の減少はマクロでは、少子化と保育ニーズの拡大です。

 

反対される方も多いですが、もはや幼稚園は一定規模の未満児の受入機能を持たないと特に地方では致命的です。

幼保連携型でも小規模保育でも企業主導型保育でも良いのですが、出来るだけ多く受け皿を持つことです。

人の採用やマネジメントが大変になるのは百も承知ですが、それでもやるべきです。

 

さらに、それでも園児の減少が止まらなければ、出来る限り、近い範囲で拠点展開すべき、それでも厳しければ、今のうちに人口増加エリアに新しい園の開設をすべきです。

M&Aも含めて。

 

もはや、園児募集という戦闘フェーズの問題ではないことを早く気づかねばなりません。

 

このブログでも再三話をしてますが、企業成長するためには、

 

・成長市場への参入

・M&A

・シェアアップ

 

しかなく、このうちの大半を「成長市場への参入」が占めます。

 

地方の幼稚園で戦闘フェーズの努力をし続けても、どうにもならない園は既に多いと思います。

 

扇風機が登場した時代に、風が強くなる団扇を作っても売れません。

そして、エアコンが登場した時代に、高機能の扇風機の速度を一生懸命改善したって、売れないものは売れないのです。

 

変化には強い決断が必要です。

結局は時流を捉え、強い決断力で決断できる経営者が率いる組織が強いのです。

 

ではまた。

2020年9月23日 8:29 PM

中小企業の生きる道

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

さて、今日はアゼリーさんのご支援。

 

学童のオンライン説明会からの入会増、サッカースクールの会員200名突破、リクルート用SNSのクオリティアップなど、良い事例が出てきました。

 

一方で、課題もあります。

 

マクロに目的意識を持ちつつ、その上で失敗を恐れずに小さな成功事例を積み上げていきたいものです。

 

一番ダメなのは、動いてないこと。行動に移れていないこと。

動かなければ成功も失敗もありません。

 

行動力のある幹部メンバーですので、さらに期待したいと思います!

 

さて、最後に栗栖理事長とお話をしていて、菅首相のデービッドアトキンソン信仰を考えると、中小企業は最低賃金アップやさまざまな支援制度が逆風にさらされる中で、どう生き残っていくべきかを話しました。

 

個人の結論から言えば、シンプルに「生産性を上げる」ことに尽きるのですが、それがどれだけ難しいことか、16年間中小企業を見てきたからこそ思います。

 

デフレで低価格化した状態から価格を上げるのは本当に難しい。

低付加価値から高付加価値のビジネスに転換するのは簡単ではないのです。

 

LVMHがティファニー買収を撤回したというニュースが先日ありましたが、ティファニーが高価格帯に転換できなかった話と一緒です。

 

そうなると、少ない社員で労働生産性を上げるのが正攻法になるのでしょうし、富山和彦さんのコーポレートトランスフォーメーションの考え方では、中小企業こそDXを推進すべきということだったりします。

 

DXこそ、中小企業の生きる道なのでしょう。。

 

そういう意味では、アゼリーは栗栖理事長の号令のもと、早期に本部のDX推進をしてます。

 

改めて保育業界にとっても大切なことですね。

 

ではまた。