保育園経営コンサルタント 大嶽の『現場日記』

船井総合研究所で、日本で先駆けて保育業界の経営コンサルティング領域を確立した業界の第一人者が、毎日全国の保育園における経営コンサルティング活動を綴ったブログ

2018年4月17日 10:00 午後

会議は生産性を意識しよう!【保育経営専門コンサルタントのブログ】

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

さて、今日は月に2回の会議漬け、、

8:00〜18:00まで、休みは昼御飯もミーティングをしながらですから、実際には15分くらいだったと思います。

その代わり、飛躍的に物事が進みますし、情報のシャワーをたくさん浴びます。

ちなみに毎回こんなスケジュールです。

8:00〜8:50 本部グループマネージャー会議
9:00〜9:50 全社グループマネージャー会議
10:00〜10:50 グループマネージャー研修
11:00〜11:50 全社一体化会議
12:00〜13:10 専門職大学セミナーミーティング
13:15〜14:30 本部全体会議
14:40〜15:50 保育教育支援部会議(メインファシリ)
16:00〜16:45 本部研究会会議(メインファシリ)
16:50〜17:50 M&A事業部会議

会議で大切なのは、一つ一つの会議に生産性を意識して臨むことです。

何が生産性に繋がるか、何に価値があるかを必死で探しながら臨まないと意味がありません。

そのスタンスで臨むため、頭から湯気が出てきます笑

そして、今日はさらにその後に関西のご支援先で認可保育所開設のミーティング。

長いお付き合い先の株式会社様ですが、某地域に初めて認可保育所を作ります。

採用がメインテーマ。

大きな組織なので、今後の採用の型になるよう、アドバイスしていければと思います。

今は東京に戻る新幹線の中です、、

新幹線で寝れない性格なので、結局仕事をする私でした、、、(><)

ではまた。

2018年4月12日 6:40 午前

待機児童の構造【保育経営専門コンサルタントのブログ】

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

一昨日は1件の取材、2件の経営相談と東京都内で保育園を6園展開する企業のご支援。

昨日はこども園向けの園児募集セミナーと、ある教育コンテンツ作成のミーティング。

さて、本日の日経新聞にもありましたが、昨年度10月時点での待機児童が5万5433人になったとのこと。

28年度と比べても増えてますね。

理由は新定義の採用。

育休中で待機になった方が継続もしくは延長して育休を使う場合、これまで待機児童には含まれませんでした。

その方が全国で8000人程度いるので、その分が増えたということ。

ちなみに、待機児童には、

・顕在待機児童
・隠れ待機児童
・潜在待機児童

がいます。特に顕在、潜在待機児童が全国に9〜10万人いると言われており、その内訳は、

1.所謂希望に入れなかった方 25%
2.入らなくて育休を延長 8%
3.他に入れる園があるが特定の園を希望 40%
4.求職活動ができない 8%
5.自治体単独事業などの利用 19%

となってます。

1が顕在待機、2〜5が潜在待機ということで、今回公表の待機児童増えたのは定義に2が入ったからですね。

こんなカラクリです。

私個人的には、5以外は全て公表の待機にカウントすべきだと思ってます。

3に関しては言えば、現実的には通えないような場所にある園しか入らないというケースがほとんど。

4についても、仕事がしたいのに、仕事がなく入れない、仕事を探したくてもそもそも預けられないから探さないという方です。

つまり待機児童や保育ニーズというのは、

「ピラミッド構造」

になっており、毎年4月には、

顕在待機児童 約3万人
隠れ待機児童 約6〜7万人
潜在待機児童 約30〜80万人

になります。

公表されている数字はあくまで氷山の一角。

さらに困っている親がいることを忘れてはいけません。

ではまた。

2018年4月10日 9:07 午前

息子の入園式より【保育経営専門コンサルタントのブログ】

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

さて、日曜日は息子の幼稚園入園式でした。

待機も経験し、1歳で保育園に入園し、3歳で幼稚園へ転園。

正直ここまで違うか!と思うくらい通っていた保育園と今回の幼稚園では全て違います、、

入園式で、住職の園長先生が、

「保育園が増える時代に、本質的な幼児教育を見失っている部分がある。当園は幼児教育の本質を大事にして子どもたちを育みます」

ということ。

ここの幼稚園は一切こども園になる気がないようです。

この言葉を聞いて、こんなイメージを持ちました。

これから業界は益々二極化すると。

・園の文化と理念を守り続ける幼児教育機関
・時代に合わせて機動的に変化する保育系機関

この2つです。

おそらくマーケットは前者20%、後者80%でしょう。

前者の希少価値は高まるため、エリアによってはプレゼンスを発揮できます。特に都心部ですね。

しかし、地方はよほど地域一番レベルでないと成り立ちません。

その場合は後者に変化していく「力」が求められます。

その変化が出来るか、出来ないかもありますが、最近様々な園を見ていて思うのが、こども園の一時的な安定に安心してしまっている園が多いということ。

その後の変化を怠っているのです。

この後も二極化は進みますね。

要するに、市場と時代を読み続け、変化できる園だけが生き残るということです。

いや、そうでなくても生き残れるのでしょう。業態特性や終始構造的に。

つまり、より良く生き残ることが出来ないのでしょう。

そんなことを入園式から考えてました。

職業病ですね、、笑
でも素晴らしい入園式でした。
これからこの園に期待です!

ではまた。

2018年4月6日 8:20 午前

チャレンジし続ける組織は強い【保育経営専門コンサルタントのブログ】

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

さてさて、昨日はIQキッズさんの支援。
来年度3園の開園に向けていよいよ新卒採用が動き出しました。

来年度は全体で11園になるので、30名程度の採用が必要です。
今から一つ一つ実行あるのみ。

夜は男子会ということで、現場の男性保育士さんと食事へ。

ちょうど一年前にもやりましたが、本当に成長してくれてます。

これから活躍する3人。楽しみですね。

今日は慈光明徳会さんのご支援。

東京に認可保育所、小規模保育3園、熊本にこども園、学童、学習支援事業、放課後等デイサービスなどを展開。

慈光さんは、昨年の研究会MVP、そして、今回のグレートカンパニーアワードノミネート企業です。

常に新しいチャレンジをし続け、成果を残されてます。

今年度も新たな動きがいくつか出てくる予定ですので、そのために内部固め、仕組みづくりを進めていく必要があります。

大変お世話になっている法人です。
貢献できるように尽力します。

それにしても、2つの企業ともに本当にチャレンジ精神が旺盛で、果敢にチャレンジされてます。
しかも、無理なく、戦略的に。

やはり攻撃は最大の防御であり、変化こそ生き残る唯一の方法だと実感します。

たまたまどちらも熊本の企業、法人というのも面白いですね。

ではまた。

2018年4月2日 10:48 午前

30年度スタート!!【保育経営専門コンサルタントのブログ】

未分類

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、昨日から30年度がスタートしました。

保育園では実際には今日からですね。

うちの娘も今日から保育園に通いますので、記念すべき日として私も送りに行きました。

泣くこともなく、難なく馴染む姿にまだ10ヶ月ながら頼もしさを親として感じた場面でした笑

さて、30年度の保育業界は、

1.都道府県の待機児童対策協議会の設置
2.事業主拠出金率の上限引き上げ
3.事業主拠出金の対象拡大
4.幼稚園接続保育(2歳児一時預かり)
5.保育ICT事業の復活
6.保育士資格取得支援事業、雇上事業の拡充

この辺りが法改正も含めて、着目すべき点です。

一つ一つですが、少しずつ業界も改善されて来ている気がします。

時間はかかりますが、関連するみなさまでしっかり対応していきましょう!

ではまた。

2018年4月2日 9:19 午前

アゼリーさん新人研修&歓迎パーティー【保育経営専門コンサルタントのブログ】

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

昨日はアゼリーさんの新人研修及び歓迎パーティーということで、グループの正職員さんを中心に200名と新人さん20名が参加する会にお招きいただきました。

写真は私の地元の同級生で、アゼリーグループの永井先生。
永年勤続表彰のスピーチ。

私どもは3部の新人研修から参加。
さらに4部の歓迎パーティーへ。

研修は動物占いで有名な弦本先生。
http://www.noa-group.co.jp/profile/

個性心理学を分かりやすく動物占いに転換させてテレビや書籍で引っ張りだこの方ですね。

船井総研でも今年からAIマッチングをリクルーティング活動に取り入れてますが、それにかなり近い。

それぞれの個性を把握し、認め、受け入れることでコミュニケーションが良好になるということを再認識しました。

懇親パーティーでの理事長のお話は、私のアゼリーさんの一年間のコンサルティングの軸に置く大切な場所。

今年の理事長のスピーチで特に強調していたのは「縁」です。

おそらく理事長が敢えて「縁」という言葉を強調したのは、
人材不足時代の今、何かの因果で出逢ったここにいるメンバーを
大切にしてほしいという意味が込められていたと察します。
もちろん新人へのメッセージとしても、既存職員へのメッセージ
としてもです。

ご縁を大切にして、組織を一体化させ、仲間や利用者様ひとりひとりを敬い、豊かな人生を送ってほしいというメッセージでした。

やはり今年のコンサルティングテーマはここを大切にしていきたいと思います。

ではまた。

2018年3月28日 7:54 午前

来期に向けて〜アゼリーさん〜【保育経営専門コンサルタントのブログ】

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

今日はアゼリーさんのご支援。

それぞれのプロジェクト別に今年度の実績、課題、さらには来年度の目標と行動計画を作っていただきました。

私もアゼリーさん用に作成しているので、それも重ねて作成いただいてます。

さすがアゼリーの幹部の方々。

定量的な目標と定性的な目標を的確に作られてます。

後はこれをどこまで忠実に実行出来るかですね。

書いて終わり、作って終わりにならないように、振り返る場を私も意識的に作りたいと思います。

さて、今年度は特にアゼリーサッカースクールプロジェクト、業務効率化プロジェクト、開設支援プロジェクトがしっかり成果を出してくれました。

しかし、それぞれ課題もたくさんありますので、一つ一つ潰していきたいところですし、アゼリーさんですから、何よりもさらに高みを目指していただきたい。

そして、ショールーム経営として、どんどん外に発信していきたいと思います。

ではまた。

2018年3月25日 8:18 午前

日経新聞の記事より【保育経営専門コンサルタントのブログ】

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

さて、今日の日経新聞でこのような記事がありました。
https://r.nikkei.com/article/DGKKZO28536930U8A320C1EA1000?type=edition&name=paper&edition=20180325M101&s=1

一次募集の結果なので、最終結果ではありませんが、申込数は増えたものの、倍率が1.2から1.1倍に改善されたとのこと。

これを見ると、

「少しは需給バランスが改善されたのか?」

と思う人が大半なわけです。

これは大きな誤りです。

理由はこちら。

・少なくとも28年度申請分の企業主導型保育の2万人分が受け皿になっている
・認可保育所開設における初年度の2号認定定員の空きにより倍率が下がっている

ということ。

特に2番目の要因はかなり大きく起因しております。

東京都内の認可保育所の初年度稼働率は3割〜5割。
利用者数が2歳よりも3歳、3歳よりも4・5歳の方が少ない自治体も少なくありません。

当然募集枠に対しての稼働率、入所倍率は下がります。

日本の待機児童数は3号認定の問題、都心部はプラス3歳児の問題です。

このような事情を勘案すると、二次募集の状況と今年度は待機児童の定義の厳格化も各地域で始まっているので、待機児童数の結果は何とも言えません。

やはり待機児童問題の本質は倍率や利用率ではなく、利用できない人の数で見ないと見えてきませんね。

もちろん、他の園を希望する、育児休暇を延長するなどの旧定義外の人たちも含めたです。

注視が必要です。

ではまた。

2018年3月24日 7:32 午前

今年度のこども園募集の傾向【保育経営専門コンサルタントのブログ】

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

さて、今日ご支援先では、ちょっと気になる傾向がありました。

こちらは、幼稚園型認定こども園なのですが、0・1歳の未就園児の親子教室からの離脱者が増えております。

これは昨年度までは気にならなかったのですが、さすがに25%が離脱ということで、その理由を聞くと、

「保育園が決まったから」

だと言うのです。

調べてみると、この自治体では昨年度から保育利用率が6%アップしており、既存利用者及び申込者含めた保育ニーズ率は76%まで上がってきてます。

つまり、概算では0歳児で30〜50%、1歳児では60〜70%まで上がっています。

ここから5年は確実に利用率が上がりますので、この傾向は益々高まるでしょう。

何が重要かと言えば、

「0・1歳の保育機能を軸とした募集機能強化」

ということです。

2018年度から2歳児サテライトの接続保育が強化されますが、その手前の機能の方が重要なのです。

何故ならば1歳児と2歳児では保育利用率がほとんど変わらない。

つまり、保護者は0・1歳で保育利用を決めるということですね。

何をすれば良いかと言えば、以下しかありません。

・幼保連携型化
・企業主導型保育・小規模保育の併設
・企業主導型保育・小規模保育のサテライト展開

サテライト展開は、園の商圏内はマストです。

やはり地方での孤立型小規模保育や単独型小規模保育は中々厳しい状況が始まってます。
特に0歳児ですね。
第一希望が取れないのです。

特に幼稚園、幼稚園型認定こども園はこれを考えなければなりません。

それにあたり、このセミナーでも同じ概念でお伝えしますので、参加をオススメします。
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/029284.html

ではまた。

2018年3月21日 9:38 午後

保育士採用市場益々厳しく【保育経営専門コンサルタントのブログ】

未分類

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

さて、最新の東京都の保育士有効求人倍率が発表されました。

2017年10月で5.99倍ということで、2016年度の5.39倍から大幅に増やし、ここ数年でも、たった1年でここまで増えたケースはありませんでした。

つまり、異常事態ということです。
来年はさらに上がる予想です。

今年当社の会員企業様を見ると、東京都の保育士一人当たり採用費用は30〜50万円です。

また、売上に対する採用広告費率は、4〜6%にも登ります。

この求人倍率を見ると、もはや、保育士の確保に絶望感すら感じますが、それでも東京都内で保育士確保を優位に進めている事例をまとめると以下になります。

・資本力で圧倒的な広告投資、あらゆる媒体への露出
・スタート23万円以上、年収320万円以上
・家賃補助、祝い金活用で地方学生を積極的に確保
・無資格者の確保→資格取得支援
・中途採用の年間実施

そもそも転職市場はゼロサムゲームなので、潜在市場と新卒市場、無資格市場が活性化しなければこの先益々厳しくなる限り。

しかし、新卒学生数も伸びない。

潜在市場には活路がないわけではありませんが、まだまだ動きが鈍い。

無資格市場は、まだまだやれることはありそうです。

新卒だけでなく、あらゆる採用市場において、年間計画で考えなければなりません。

もうその勝負は始まってるのです。

来年度も厳しい環境になりますが、しっかり対策を練っておきましょう。

ではまた。