保育園経営コンサルタント 大嶽の『現場日記』

船井総合研究所で、日本で先駆けて保育業界の経営コンサルティング領域を確立した業界の第一人者が、毎日全国の保育園における経営コンサルティング活動を綴ったブログ

2020年9月18日 12:35 PM

採用はマーケティング

保育園 経営コンサルティング

★保育博開催に向けてのプレイベントウェビナーで講演します!★

「保育園・幼稚園経営におけるニューノーマルの姿とは」

https://hoikuhaku.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja/programme-events/webinar.html

告知がスタートして1日で120名の申し込みがあったそうです。

オンラインなので、定員は500名、無料とのことですので、ご興味ある方はぜひ!

 

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

さて、今日は関西でのご支援。

7月に登録したマイナビから学生のエントリーが入り始めてます。

また、Googleなどの検索エンジンからキーワード検索で入る学生も出てきました。

しかし、その後の対応、フォローがあまりよくありません。。

つまり、エントリー、見学、選考、内定というターゲットを繋ぎ、自社の興味関心を高め、温度感を高めるための施策をマーケティングでは「リードナーチャリング」と言いますが、これが出来てないです。

 

今年はコロナの影響で、学生もweb上での検索や比較、コミュニケーションが確実に増えてます。

よって、比較検討もされやすく、他に魅力的な企業や法人があれば、すぐに流れてしまうのです。

 

だからこそ、リードナーチャリングは来年度以降もそうですが、とても大切な施策になります。

 

具体的には、LINE@、インスタグラム、YouTubeのどれかです。

 

それぞれを駆使しても良いし、大変ならば一つのツールで問題ありません。

エントリー時の誘導、リクルートサイトからの誘導、フェアからの誘導、求人票からの誘導、窓口を一本化するのは、マーケティングの基礎です。

 

そして、大切なのは発信する内容。

ここで子どもの写真をアップしてもダメ、、

動画も含めて、スタッフや仕事風景を中心に人と雰囲気を押し出すことが大切。

 

時折、説明会や見学会の案内を発信することも大切です。

手段が目的化しないように。。

 

最近よく言われることですが、採用はもはや保育業界で唯一マーケティングが機能する分野なのです。。

 

ではまた。

2020年9月17日 5:50 AM

教育コンテンツが差別化ではない

保育園 経営コンサルティング

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みなさん、こんにちは!

船井総研の大嶽です。

 

さて、今日は九州の社会福祉法人さんのご支援。

 

母体は大規模な介護主体の法人で、保育事業は認可保育所と企業主導型保育を運営されてます。

この市の今年度4月時点の保育所等利用人数はほぼ横ばいで、所謂市場のピークアウトを迎える一歩手前のエリアですが、やはり、

 

・期中入所はまだまだ多い

・好立地は強い

 

ということがよく分かります。

 

それもあって、毎月0歳児入園が続々と入ってきます。

 

企業主導型保育についても同様に0歳児の入園が際立ちます。

期中入所は認可保育所の受け皿になってると思われますが、こちらの園ならば、入園してくれれば、認可保育所への転園はあまり不安視しなくても良さそうです。

園の雰囲気、先生たちの雰囲気、教育内容、環境、ハード面、料金などを総合的に鑑みても、認可保育所に負けない、むしろそれ以上のレベルだと想像します。

 

これから数字上でも地方の中核市、県庁所在地では市場のピークアウトを迎えます。

 

もちろん、エリア内でも局所的に供給不足地域は出てしまうケースも多いのですが、都市全体で見れば供給が多くなります。

 

そんなときに、よく話に出るのが、

 

「差別化するためにどんな教育コンテンツを入れるか?」

 

ということですが、それは本質的ではありません。

 

大切なのは、

 

・保育理念、方針、目標に園らしさを加え、保育価値を高める

・それが世界観とカルチャーを創造する

・それをベースに人と組織が形成される

・保護者も職員も独自の体験をする

・それを効果的にストーリーとして内外に発信し続ける

・エンゲージメントが高まり、さらにカルチャーと世界観に共感する

 

このプロセス中に、通ずる必要な教育コンテンツやメソッドがあるならばそれで良いと思いますが、そうではなく、差別化しよう!と思って、それありきで進めてしまうと、一貫性がないので、ストーリーも見えにくくなってしまうのです。

 

例えば、メルカリは、

 

「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」

 

というビジョンを持ちます。

 

どうしてもフリマアプリというビジネスモデルだけが先行してみえますが、このビジョンに加えて、

 

「Go Bold(大胆にやろう)」

「All for One(全ては成功のために)」

「Be a Pro(プロフェッショナルであれ)」

 

というバリューがあるからこそ、今のフリマアプリのメルカリの成功があり、メルペイなどの新しい事業を通じて、さらに企業価値を高めているのです。

 

これが単に、フリマアプリは儲かりそうだからやろうとか、差別化するためにメルペイをやろう、では上手くいかないわけですね。

 

このビジョンとバリューがあるからこそ、メルカリにはストーリーが生まれ、顧客も社員もメルカリでないと体験できない独自体験が積まれ、エンゲージメントの高い組織になるのです。

 

さあ、まず何をするか?

 

あなたが、本当に大切だと思うこと、未来を担う子どもに提供したいこと、こんな子どもに育って欲しいこと、それを言語化し、それを成し遂げるために必要な行動指針と価値観を定義してみましょう。

 

保育園も法人も理念、目標が掲げられてますが、それが活かされている、内外に浸透している、そもそも大切だと思っている組織が果たしてどのくらいあるものでしょうか、、

 

ではまた。

2020年9月11日 7:30 PM

園長はマネジメントを「好き」になれるか

保育園 経営コンサルティング

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さて、今日はアゼリーさんのSTEAM教育プロジェクト。

 

アゼリーさんは常に新しいチャレンジをされていますし、現在も同時並行的に数々のプロジェクトが動いていますが、その中でも個人的にかなり楽しみにしているプロジェクトです。

 

今日は、各園ごとにSTEAM活動をレクチャー動画にして発表する会だったのですが、まあこれが本当に素晴らしいレベル。。。

もう既に公開できるレベルまで仕上がっています。

こちらが意図している形でアウトプットしてくるので、感心しっぱなし。

 

ここからいよいよMVP(Minimum Viable Product)の構築に入り、プロトタイプで内部でのテストマーケティング、正式版のリリースという流れに入ってきます。

 

最後に来栖理事長と話をしていて、軍隊の士官と下士官の違いについて教えていただき、元ヤクルトスワローズの古田監督の「代打、俺!」ではマネジメントはダメだという言葉に、大きな学びを得ました。

 

保育業界に置き換えれば、プレイングマネージャーとして、園長が保育をしていてはダメということで、園長は園長としての役割を全うし、保育者は保育者としての役割を全うすること、そしてそれぞれにおいてプロを目指すための心構えとトレーニングが必要ということです。

 

保育園や幼稚園の雇われ園長は、自分が望んでなるケースが決して多くありませんが、子どもや保育が好きな人たちなので、その気持ちも分からなくありません。

しかし、如何にして自分が現場から離れ、マネジメントを貫き、そのレベルを上げられるか、そしてそのための環境を会社や法人側が提供できるかが大切です。

 

好きこそものの上手なれ、トータルモチベーションhttps://www.dhbr.net/articles/-/4205

で言えば、最上クラスの「楽しさ」を得るために、学ぶ環境を用意し、スキルを高め、出来ることが増えることで、喜びや楽しみが増え、「好き」という感情まで引き上げられるか。

これこそ、経営者の大切な仕事の一つだと思います。

 

アゼリーの園長先生たちは、自分が与えられた役割を前向きに捉え、それを突破し、成功体験を積む中で、スキルアップし、マネジメントや経営を「好き」という感情もしくはそれに近い形で取り組んでいます。

 

 

だから、動画をつくるという一つの仕事でも、やり切ってくるんですよね。。。

 

経営者として、プロデューサーとしての理事長は「さすが!!」の一言です。。。

 

 

ではまた!

2020年9月11日 7:09 PM

You can do it!

保育園 経営コンサルティング

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さて、昨日はパットコーポレーションさんのご支援。

お付き合いがスタートして、11年になります。

 

尾崎社長は私が尊敬する経営者の一人で、会社としても持続的な成長を遂げられ、お付き合い当時から企業規模も3倍以上になられました。

保育事業も小規模保育は非常に安定感があり、認可外保育所の方は、ここ数年と比べても園児の入園が順調で、地域から支持されているのがよく分かります。

 

その背景にあるのは、社長が組織風土と組織マネジメントの仕組みを徹底的に作られてきたことに起因しています。

もちろんこれまでも課題がなかったわけではありませんし、難しい課題もいくつもありましたが、課題が生まれるたびに、一つ一つを確実かつスピーディに解決してきました。

 

私が毎年楽しみにしている今年のスローガンは、「You can do it!」ということで、このコロナ禍だからこそ、前向きに自信をもってお客様にサービス提供していこうという意思が感じ取れます。

 

提供側が自信を持ってサービス提供できないサービスではだめです。

不安を見せず、お客様を元気にして、価値を感じていただける、そのための努力や質の向上は怠らない、そんな姿勢が重要です。

 

この総会でのスローガン発表は社員にとっても、毎年気になるイベント?で逆に言えば、それくらい意識高くこのスローガンに基づいて動く社員がいるということです。

 

尾崎社長と初めてお会いした時、年齢が40歳前後だったと思うのですが、ほぼ私の今の年齢と変わりません。

 

まだまだ追いつけ、追い越せで精進しなければなりませんね。。。

 

 

ではまた!

2020年9月11日 1:51 PM

失敗しない保育園・こども園の選び方

保育園 経営コンサルティング

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「保育園・幼稚園経営におけるニューノーマルの姿とは」

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さて、昨日は小学校受験の名門である伸芽会さんの「SHINGAFARM(シンガファーム)」http://www.shinga-farm.com/というオウンドメディアからの取材があり、

 

「保育園コンサルタントに聞く!失敗しない保育園・こども園の選び方」

 

というテーマでお話をさせていただきました。

 

以前もリクルートさんからの取材で同じようなテーマでお話をさせていたいたことを思い出します。

https://comeback.iction.jp/article_otake01.php

 

 

多くの親は保育園を選ぶ際に、見学をしますが、未だに見学すらもしない親がいるのは、この業界特有ですね。

 

大切なこどもを預ける園ですから、まずしっかり見学をしてもらいたいと思います。

 

また、基本的には立地と保育時間等は皆さんチェックしますし、園舎や園庭などのハード部分の良し悪しは把握できるものですが、それよりも大切なのは、

 

1.園の方針

2.園の雰囲気

 

というソフト部分をどのように理解・把握するかです。

 

長くなるので、2の園の雰囲気についてだけお伝えすると、園長と現場の両面から考えるべきです。

 

園長先生とは見学時に会話できれば雰囲気が分かりますが、そうでない場合は現場の先生をよく見てもらいたいと思います。

 

例えば、

 

・挨拶をしてくれるか(目を見てお辞儀をする)

・走り回っている先生がいないか

・大声が飛び交っていないか

・先生の数が少なくないか

・子どもが孤立していないか

 

などだけでも、園の状態がよく分かりますので、是非参考にしてみてください。

 

ではまた。

 

2020年9月5日 6:54 AM

2020年4月の待機児童数から分かること

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

さて、2020年度4月時点の待機児童数が発表になりました。

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/待機児童、過去最少の1万2439人-ゼロ実現は厳しく/ar-BB18GObr

この発表を見て、プラスに捉えるべきは待機児童数の数字自体が減ったことしかありません、、

それ以外は、非常に厳しい結果になりました。

 

・2020年度末に待機児童ゼロは不可能に近い

・2024年度までに市町村計画では10万人の受け皿整備では全く解消されない→計画の精度が楽観的、実態が反映されない

・隠れ待機児童は前年比で5%増加

 

ということです。ちなみに女性の就業率は1%、入所希望者数は2%増加で、いわば市場は成長している前提です。

 

ちなみに少し前に発表した東京都のデータはこちらです。

利用者数↓

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/07/29/documents/08_01.pdf

待機児童数↓

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/07/29/documents/08_02.pdf

要点としては、

・就学前人口は1.6%減

・利用率は2.5%増

・受け皿は認可保育所しか増えておらず、残りは横ばいもしくは減少※こども園、企業主導は微増

・こと、小規模保育は受け皿が減少、、

・認可保育所数は過去最高の増加

・待機児童は4割減

 

つまり、令和2年度時点では、受け皿整備を推進したために待機児童は減ったが、保育ニーズ(就業率、希望者数、利用率)自体は増加しているということです。

ここをどう捉えるかが大切です。

 

しかし、東京のように、就学前人口が1%台という微減程度の地域だからこそ、利用率2.5%で希望者数も増加してますが、5%以上出生数が減少する地域が昨年、今年はほとんどだということを考えると、あと数年で就学前人口もその程度まで減りますし、その前提で利用率2%増加程度では、確実に希望者数が減ります。

 

待機児童は隠れ待機児童も含めて、開発エリアなどの局所的な発生は免れないと思いますが、マーケットというのは、待機児童ではなく、希望者数と利用者数の増減で図るものです。

これからも、就業率増加に伴い、利用率は上がるでしょうが、そもそもの出生数減により、母数である希望者数が減るという、

 

「希望者数減少エリア」

 

が地方の中小都市を中心に今後も続々と出てくるでしょう。

具体的には、0歳・1歳で園児が定員割れを起こすという現象が起き始めます。

 

ちなみに、東京都は明らかに小規模保育等へのリスクを配慮して、認可保育所で受け皿整備する方向に転換してますね。

 

これらを踏まえた前提とした経営を考えなければなりません。

 

ではまた。

 

2020年9月2日 8:30 AM

不適切保育を排除する

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

さて、この「不適切保育」に関する記事読んだでしょうか?

https://www.google.co.jp/amp/s/www.tokyo-np.co.jp/amp/article/52148

https://www.google.co.jp/amp/s/www.tokyo-np.co.jp/amp/article/52144

 

私の感覚でも、保育士の虐待、不適切保育は増えてると感じます。。

園の虐待対応マニュアルはあくまで保護者向け。保育者向けのものは常備されてません。

また、児童虐待防止法では保護者による虐待が対象で、保育施設などでの虐待が除外されているのが実態です。

 

この事態は異常ですし、極めて耐えがたい、許しがたいことですが、一方では残念ながら然るべき結果でもあります。

 

それくらい今の業界構造、業界動向を考えると、現場が疲弊している、余裕がない、マネジメントが崩壊しているという園が少なくないということです。

 

今後は厚労省の調査結果を踏まえた改善、政策、法整備等は必要ですが、給付予算は決して増やせるわけでもなく、配置基準の資格緩和でもしない限り、運営が変わるわけではありません。

処遇改善で解決できる問題でもありません。

 

よって、大切なのは、常態化、慢性化している保育者不足の中で、特に現場のオペレーションするマネージャークラスを地域行政、法人が一丸となって支える仕組みをつくることです。

 

例えば、運営を現場任せにして、半分放置している会社が増えてますが、どこまで現場を理解してますか?

現場の職員の名前、性格をどれだけ理解出来てますか?

それぞれの人間関係を理解してますか?それに対するフォローアップをしてますか?

 

職員の拠り所になる価値観やミッションを理解、共感してもらう努力をしてますか?

 

現場は益々問題が山積する中で、問題発見、問題解決力が低下しているのが現実です。

 

その中で、デジタル化も処遇改善も大切ですが、もっと根本的なケアと環境、エンゲージの強い組織を作ることが経営者には求められます。

 

こんな保育園内の虐待なんて、早く無くさなければなりませんね、、

子どもが可愛そうでなりません。

 

ではまた。

 

2020年9月1日 10:01 AM

幼稚園・保育園向けの英会話を考える

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

 

さて、昨日はある保育会社でもあり、教育コンテンツ会社でもある某企業さんから相談とのことで、今後の事業戦略についてアドバイスをさせていただきました。

 

この企業の経営者様とは長い付き合いで、保育園事業をスタートさせてからも、順調な事業成長をされ、業界でも徐々にプレゼンスが上がってきています。

 

その事業戦略のメインは「幼保向けの英会話スクール」です。

 

矢野経済研究所の資料によると、幼稚園・保育園向け英語講師派遣市場は、

 

2013年:31億円

2018年:39億円

 

ということで、非常にミクロな市場であり、おそらく最大手のECCが2500施設導入で、予想売上としては10億円前後、シェア3割を占めてます。

 

また、グレープシードやサイバードリームのように、シェアもさることながら、独自性をもって展開している企業が複数あるのも特徴でしょうか。

 

しかし、これも統計に無いのですが、全国の幼稚園で課外、正課のいずれかで英語を入れている割合は、地域によってばらつきはある物の、60~80%程度、保育園の正課で入れている割合は30~50%なので、白地はまだまだあります。

 

しかし、一方では市場の特徴として、上記の成長性に加え、小学校の必修化の流れは確実に英語をコモディティ化を促進しているものの、未だに趣向性が高い教育であることからも、中々伸びにくいマーケットのような気がしています。

 

それでも換算すると年間で数百園程度は導入数が純増していますから、ここを市場として捉えるのも一つの選択肢なのかなと思ったりもします。

 

また、特に地方になればなるほど、幼児期の英会話リテラシーは保護者も相対的に低いでしょうから、強い要請もないでしょうし、事業者側も同様に、スキルとしての英会話というよりも、体験としての英会話として導入しているケースも多いので、園の差別化や優位性のための武器として捉えている園はあまり多くない印象です。

 

しかし、それはこれまでの話。

 

ディスラプターが各業界で出現しているのを見ると、テクノロジーを活用したこれまでの英会話市場ではないところに新たな市場が生まれるチャンスがあると私は考えています。

 

ご存知のように、もはや大人向けではDMMやレアジョブのようなオンライン英会話は確実に市場をディスラプトしていますし、大人と一緒には考えられませんが、これが幼児になっても、やり方によってはPMF(プロダクトマーケットフィット)する可能性はあります。

 

こういう新たなチャレンジをする企業が増えているのはとても素晴らしい事、そしてこの企業さんに限らず、シードやプロトタイプ段階でご相談に乗ってくれる企業がたくさんいることは、私としても情報の先取りからファッズ(トレンドになる前段階)やトレンド把握が出来るので、とてもありがたいですね。

 

学習や音楽やスイミングなどの成熟市場とは違い、プログラミング、英会話、キャリア教育などの成長市場においては、一旦市場は形成されたものの、まだまだやり方次第で新たな価値を創造することが出来そうです。

 

ではまた。

2020年8月26日 6:31 PM

保育業界で最もコロナの影響を受けたのは?

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です!

 

さて、昨日、今日とアゼリーグループさんのご支援。

各プロジェクトがとても良い方向に進んでおりますが、採用は少し厳しい状況です。

それでも担当の先生方が一つ一つ丁寧に仕事をしてくださっているので、まだまだこれからです。

改めて今年度の保育士・教諭の新卒採用の特徴を挙げておきます。

 

・新卒紹介ビジネスが大きく台頭→就活のインスタント化

・ダイレクトリクルーティングメディアへも学生が流入

・フェアの中止、縮小、オペレーション制限

・オンライン説明会・面接の急増→認識ギャップが増加→ミツカリのような適性検査システムが台頭

・リクルート SNSの成長(特にインスタグラム)

・一般企業への就職希望者が保育へ戻ってくる

・より給与のインセンティブがある事業者が強い→だからこそ、それ以外での差別化(特に保育方針、働き方、園の雰囲気を推す)

・動画マーケティングが増加

・学生の実習の遅れ、学内実習への変更

・学校訪問がし難い、学生が求人票を見なくなった

・内定ピークが2ヶ月程度後ろ倒しか?(12月〜1月)

・内定者研修のイーラーニング化

 

この辺にしておきましょう。

 

保育業界で最も変化したのはこの新卒採用市場と言っても良いでしょう。

 

この変化を捉え、スピードを大事にして変化を恐れずに進むことがこのテーマには求められます。

 

アゼリーさんなら大丈夫なので、楽観視はしてませんが、期待してます。

 

ではまた。

 

 

2020年8月25日 9:51 AM

変化することを恐れずに!

未分類

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

 

さて、今日は某幼稚園型認定こども園の支援ですが、いよいよ今週末が年に一度の園児募集イベントで、長年こちらの募集を見てきましたが、ここで来年の入園状況が決まります。

既にイベント申し込み者数がほぼ確定してきたのですが、今年は例年にない結果になりそうです。

結論から言えば、

 

・満3歳クラスの申込が増加

・年少クラスの申込が激減

 

ということです。

 

今年度はコロナの影響もあり、2歳児の未就園児教室の募集がかなり厳しく、結果的に年少クラスは昨対80%程度になりそうです。

 

一方で、満3歳クラスは無償化を前提に人気があります。

恐らく昨対1.3倍程度の申込になり、元々定員を増す予定でしたが、それでも足りず、2歳児クラスで調整することになります。

その2歳児クラスは、満3歳クラスの無償化との調整と昨年の反省点もあり、かなりハードルを下げる予定ですが、ここも入園前提のクラスに位置付ける形にします。

 

結果を見ると厳しいのは事実なのですが、それでも3年保育型の募集を4年保育型にして、2歳児段階の募集完結モデルに変更していく過程でもあるので、想定通りと言えばその通りです。

 

これにより、学年ごとの園児数を減らして、さらには出来る限りクラス人数も減らし、ウィズコロナにおける運営体制のニューノーマルを作りながら年齢軸を縦に伸ばしていきたいと思ってます。

 

しかし、長期で見れば、10年後には幼稚園のマーケットは70%を切ることになると言われてますから、この方法も長くは持ちません。

 

早期に0歳からの一体型施設に転換していくことが確実に求められます。

 

何故ならば企業が成長する方法は、グローバルスタンダードで見ても、

 

1.市場成長 65.3%
2.シェアUP 3.9%
3.M&A   30.6%

 

しかないからです。

 

M&Aが簡単ではないこと、同じシェアでもシュリンクする業界であることを考えれば、1の市場成長、つまり類似の保育分野に徹底的に投資することが学校法人の幼稚園、幼稚園型認定こども園には確実に求められるわけです。

 

話は逸れますが、自動車教習所の市場というのは、今後自動運転等が台頭すれば、必要性がなくなり、世の中から消えていく可能性があります。

そこで、武蔵境自動車教習所は早期にその脱却を図り、今では中古車販売や保険代理店としての機能に加え、保育事業、介護事業へと展開し、もし仮に教習所の存在意義がなくなっても、地域に無くてはならない企業になるために大きく転換を図っています。

武蔵境自動車教習所

 

幼稚園だって同じではないでしょうか?

 

長い目で見れば保育園だって一緒です。

 

いつの時代もダーウィンのこの言葉、

 

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」

 

これは身に染みるものです。

 

 

ではまた。